アーリーリタイアを目指す新卒サラリーマンの投資スタイル
ある日、Twitterでろいどさん(@Roido_1995)がこんなツイートをしていました。
【企画】
— ろいど@20代資産形成家 (@Roido_1995) 2019年12月12日
20代で資産形成を共にする仲間を知る&投資スタイルを知る「20代投資家を紹介する 第2弾」を再開します🎈
20代で投資を始めたorやっている方を対象に募集します!
載ってもいいよ!って方は
✅このツイートにリプ
✅投資スタイルがわかるURL等の貼付
して下さい!
期限:12/14
過去記事↓ https://t.co/dezFzvz3po
私もこの企画にエントリーしました。
20代投資家というのは、投資家の中では比較的若く、人口も少ないです。
切磋琢磨は、似たような属性の人たちと行うものです。「20代」という切り口で切磋琢磨できれば非常に有意義だと考えます。
そこで今回は、企画参加を兼ね、私の投資スタイルについて紹介します。
目標はアーリーリタイア≒年間で120万円を、自分が納得できる手段で稼ぐこと
私はアーリーリタイア(生活費稼ぎの労働をやめる)を目標に投資を行っています。
理由を簡潔に述べると、生活費を稼ぐためにサラリーマンとなり、限りある時間とエネルギーを消費したくないからです。
年間で120万円あれば、わたしは十分満足した生活ができます。
そのため、より具体的な目標としては、年間で120万円を、自分が納得できる手段で稼ぐことになります。
目標資産額は2800万円
2800万円とは、配当利回り(税引き後)が3%の株式に投資した場合、年間84万円を配当金で得るために必要な額です。
具体的な投資先は高配当株式ETFであるSPYDを想定しています。
SPYDは、2015年から開始されたものですが、過去4年にわたり、配当利回りは4%あたりを推移しています。 そのため、税引き後3%の利回りを確保できる現実的な投資先です。
年間84万円とした理由は、配当金と副業で年間120万円を目指した際に最もバランスが良いと判断したからです。
副業に関しては具体的な構想はまだありません。
しかし、月に3万円を稼ぐことは簡単ではないが、不可能ではないと考えます。
非電化工房などで知られている藤村 靖之さんのアイデアも参考にするつもりです。
戦略は「愚直にバイアンドホールド」
基本的な投資戦略は目標額に到達するまで、インデックスファンドにバイアンドホールドです。
あくまでも私の目標は、2800万円の資産を作ることです。したがって、配当金によるキャッシュフローの増加などを狙いません。
私は、一般人が資産形成を行う際に、最も堅実かつ手間のかからない手段が低コストのインデックスファンドへの投資だと思っています。
この基本的な考え方は、大学卒業を控えたころに出会った ジョン・ボーグル 氏の著書「インデックス投資は勝者のゲーム」から来ています。
低コストインデックスファンドへの投資が堅実で現実的な方法であるというのは、投資家の中では珍しいものではありません。
しかし、その考え方で実際に投資するためには納得が必要です。
同書は、いかに低コストインデックスファンドが有効であるかを過去のデータから徹底的に解説してくれるため、納得するのに有効な本です。
実際に私はこの本を読んで間もなく投資を開始し、1年たった今でも当初のスタイルのまま継続しています。
新卒1年目は年間150万円を投資にまわす
私は今年新卒入社しましたが、給料が支払われる前から(働き出す前から)毎月/年間でいくら投資を出来るかをシミュレーションしていました。
結果、2019年度(4月~来年3月)は年間で150万円を投資予算として設定することにしました。
- 楽天証券でのクレカ積み立て:5万円/月
- タイミング自由の投資予算 :94万円/年
余談ですが、楽天証券でのクレカ積み立ては本当にオススメです。堅実な投資を行うだけで購入金額の1%がポイント還元されますので、買った時点で実質1%のリターンを得られます。
上記の年間合計は厳密には154万円ですが、キリよく150万円としました。
4月から12月まで、実際に予算を確保した生活が出来ています。
しかし2019年は上昇相場ということもあり、タイミング自由の投資予算で投資が出来ていない部分が多いです。
結果、2019年4月から12月現在までの投資額は約80万円となっています。
2019年12月時点のポートフォリオ
具体的な投資先と投資割合は以下の通りです。
上記商品を投資デビュー時から買い続けており、
2019年12月1日現在のリターン率は14.29%でした。
資産推移グラフ
切磋琢磨できる方々がいるTwitterに感謝
入社して9ヵ月が経ち実感することは、やはり本気でアーリーリタイアを目指す人は少数派ということです。
例えば、お弁当や水筒持参は節約と健康の王道ですが、両方を恒常的に行っている人は私の部内では、私を除くと一人もいません。
もちろん、だからといって資産形成に本気でないと断言は出来ませんが、喫煙者の多さや自販機の利用率の高さなど、私との違いを感じる部分があります。
人間、環境に左右される生き物なので、やはりそういった環境にいると流されてしまう可能性はゼロではありません。
Twitter等で、私と類似する価値観や目標を持った方と交流し、互いに切磋琢磨出来ることは本当にありがたいことです。
また、私の拙い記事や情報が少しでも皆様の良い刺激となれれば、望外の喜びです。