【支出報告】先月の支出は¥148,599でした。(2019年11月)
お金の動きを見える化をすることは重要ですが、見えるようになっただけでは猫に小判です。
お金の動きを見て評価することで、初めて見える化する意味が生まれます。
本記事では、2019年11月の支出を報告/評価し、今後にどう活かすかを考察します。
先月の支出は¥148,599で、予算を5万円以上オーバー
私は月の支出に予算を設定していますので、支出の評価は予算額との比較で評価します。
先月の支出は予算を5万円以上オーバーし、約15万円という結果でした。
2019年11月の支出
健康・医療 ¥-59,520 住宅 ¥-50,500 食費 ¥-16,758 水道・光熱費 ¥-7,807 通信費 ¥-6,641 交際費 ¥-4,179 日用品 ¥-3,105 その他 ¥-89 合計 ¥-148,599
予算の1.5倍以上の支出ですので、金額ベースで評価すると非常に悪い成績だと言えるでしょう。
しかし、予算オーバーの原因は、普段の生活費ではなく、歯の治療費(虫歯の治療)です。事前に避けることの難しい、いわば臨時支出というものです。
歯の健康と費用はトレードオフ
今回治療した虫歯は、段階でいうとC2(神経に近い虫歯)で、5ステージあるうちの3番目でした。
この段階の治療では、虫歯を取り除いた箇所にインレーという詰め物を入れる必要があります。
C2(神経に近い虫歯)の治療ステップ
出典:福山歯科医院
インレーの種類(使用する材質)には様々なありますが、今回の治療にはジルコニア(人工ダイアモンド)という審美性と強度を兼ね備えたものを使用しました。 そのため、約6万円もの費用がかかってしまいました。
というのもインレー治療では、銀歯やレジンといった、安価で虫歯が再発する可能性が高い材質のみが保険適用なので、C2以上の治療は歯の健康を考えるとどうしても高額になってしまうのです。
また、歯の健康には定期的な歯科クリーニングが最も重要です。
なぜなら、歯垢が時間を経て固まった歯石は通常の歯ブラシでは除去できないからです。
しかし、歯科クリーニングにも費用が結構かかります。
治療目的のクリーニングでおよそ3,000円、予防目的のクリーニングなら5,000円~20,000円程度が相場です。
理想の歯科クリーニング頻度は1か月~1か月半に1回です。理由は、歯垢が歯石になるのに1か月~1か月半かかると言われているからです。
まとめると、歯の健康にかかる年間費用は以下の通りとなります。
3,000円~5,000円×8~12回=24,000円~60,000円 (年間)
立派な支出といえる額になりますので、しっかり予算に組み込む必要があります。
とはいえ、虫歯や歯周病の発生率には個人差があるので、上記の頻度まで完璧にする必要はない人もいるでしょう。
しかし、少なくとも歯の健康にはお金がかかるという意識を持っておくべきですね。
臨時支出枠をいくら予算に組み込むか
ここで新たな問題が浮上します。
それは臨時支出にどう対応するかということ。
今回予算オーバーした原因は、予期していなかった費用が発生したからです。
今後、歯の健康に関しては予算を組み込むので、予算オーバーの心配は要りません。
しかし、未知の臨時支出はまだまだ隠れています。 例えば結婚式の祝儀代や家電やスーツの買い替え費用など。
今の予算設定だとこれらの支出に対応できないため、臨時支出枠の予算を設定する必要があります。
予算枠は月に5,000~10,000円が目安でしょうか。 年間にすると60,000円~120,000円。これだけあれば大体の臨時支出に対応できるでしょう。
余裕をもった予算設定を行い、計画的な資産形成をしたいものですが、金銭的にむずかしい現実もあります。
そんな時には、自分の価値観を知り、お金をかける箇所に優先順位を設定することが有用です。
下記記事が参考になるかもしれません。