20代で田舎に移住&山小屋を建ててスローライフ始めました

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【年間3万円】バイク(原付二種)の維持費シミュレーション【Bライフ生活費内訳】

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前回の記事に引き続き、Bライフに必要な生活費2万円の内訳を説明します。

今回はバイク(原付2種)の費用です。結論から述べると、コスパ最強のスーパーカブ110を維持する場合、コミコミで年間3万円程度で済みます。他の原付二種であれば違う点は燃費くらいなので、そこまで金額は変わらないです。

しかし、費用の内訳は、私が必要最低限の生活をすると仮定した場合のシミュレーションです。実際はもっとかかるかもしれませんし、かからないかもしれません。

特にバイクの維持費は走行距離や任意保険の内容によって費用が大きく変わるので、参考程度にとどめてください。というか、2020年5月現在、バイクを未購入などころか免許すら未取得です。ネットの情報を漁ってシミュレーションしただけですので、今回の記事は備忘録とさせてください。

Bライフの収支表

まずは、以下、Bライフ(低コストのスローライフ)で最低限必要な生活費の表です。以前の記事に載せた表から収入の項目を抜いたものです。

(「Bライフってなに?」という方はこちらの記事をご一読下さい)

項目 支出 年間合計
合計 ¥-19.716  ¥-236,592
食費 ¥-10,000 ¥-120,000
バイク ¥-2,500 ¥-30,000
税・社会保障 ¥-2,050 ¥-24,600
日用品 ¥-2,000 ¥-24,000
健康・医療 ¥-1,666 ¥-19,992
水道・光熱費 ¥-1,500 ¥-18,000
衣服・美容 ¥0 ¥0
住宅 ¥0 ¥0
通信費 ¥0 ¥0
教養・教育 ¥0 ¥0

バイクの月々の費用は2,500円です。年間で3万円あればバイクを足として利用できる計算です。

バイク維持費の内訳

バイクと一言でいっても、種類も費用も様々ですが、今回想定するケースは低コストのスローライフでの使用です。具体的には以下の設定でシミュレーションしました。

項目 内容
搭乗者の年齢 21~25歳
車種 スーパーカブ110(原付2種)
燃費 60km/L
年間走行距離 3000km
用途 週2~3回の片道10kmの買い物(約2000km)、その他(約1000km)
ガソリン価格 120円/L
任意保険 含む(人身傷害補償無し)
メンテナンス オイル交換1回のみ
駐車場代 含まない

ガソリンが相場より安いかもしれませんが、田舎に行くとぼちぼち見かける値段である120円/Lとしました。搭乗者の年齢は任意保険の価格に影響します。一般的に10代>20代>それ以上の順番で値段が高いです。

この条件でシミュレーションした結果が以下の表です。

項目 費用 備考
任意保険 14,610円 こくみん共済のマイカー共済 年払い (弁護士費用等補償特約・自転車賠償責任補償特約付き)
ガソリン代(3000km) 6,000円 ガソリン価格\120/L、燃費60km/L、年間走行距離3000km
自賠責保険 2,876円 60か月契約
軽自動車税 2,400円
メンテナンス 1,000円 オイル交換1回のみ
自動車重量税 0円 125cc以上が対象
車検 0円 250cc以上が対象
年間合計 26,886円 Bライフの収支表では余裕をもって30,000円と記載
1か月当たり 2,241円 Bライフの収支表では余裕をもって2,500円と記載

年間の合計は26,886円です。1か月にすると2,241円という結果になりました。JR東京駅~JR横須賀駅を往復(約130km)するのに2,200円です。一方で、原付2種はほぼ同じ値段で毎月200km以上を移動できるため、そのコスパの良さは抜群です。

任意保険はこくみん共済かチューリッヒ

原付2種を維持するのに最もかかる費用が任意保険ですが、選ぶのであればこくみん共済かチューリッヒを選択すれば良いです。他の保険会社と比べてリーズナブルだからです。

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6等級 125cc以下のバイク保険(任意保険) | 人気の保険を比較!【保険市場】

上記比較サイトは保険会社しか出せませんが、共済であるこくみん共済は年間14,610円と、初年度の値段だけでいえば1位のチューリッヒよりも安いです。(※大まかな内容は同一にして比較しているつもりですが、完全に同じ補償内容で比較できてはいませんのでご注意ください)

しかし、チューリッヒは等級制度(無事故で1年間過ごすとランクがアップして割引が発生する制度)があるのに対し、こくみん共済は原付自転車(原付2種も含む)に等級制度を設けていません

以下、補償年齢を21歳以上とした場合のこくみん共済のマイカー共済と、チューリッヒのバイク保険の年額です。

こくみん共済 年間掛け金(保険金)
イカー共済(弁護士費用等補償特約・自転車賠償責任補償特約付き) ¥14,610
チューリッヒ 6等級(初年度) 7等級 8等級 9等級 10等級 11等級 12等級 13等級 14等級
3000km以下・ブルー免許 ¥24,869 ¥21,492 ¥18,422 ¥17,501 ¥16,887 ¥16,273 ¥15,966 ¥15,659 ¥15,352
3000km以下・ゴールド免許 ¥18,530 ¥16,013 ¥13,726 ¥13,039 ¥12,582 ¥12,124 ¥11,896 ¥11,667 ¥11,438
5000km以下・ブルー免許 ¥29,009 ¥25,070 ¥21,488 ¥20,414 ¥19,698 ¥18,981 ¥18,623 ¥18,265 ¥17,907
5000km以下・ゴールド免許 ¥21,459 ¥18,545 ¥15,896 ¥15,101 ¥14,571 ¥14,041 ¥13,776 ¥13,511 ¥13,247

こくみん共済は14,610円で固定です。一方で、チューリッヒは条件によって異なりますが、ゴールド免許保持者で年間走行距離が3000km以下なら3年目から、5000km以下なら5年目からこくみん共済よりも保険金が安くなります

メリット・デメリットが複雑なので、下記表にまとめました。

名前 メリット デメリット
チューリッヒ 等級制度があり、長期的にはこくみん共済より安くなる 最安価格にはゴールド免許&年間走行距離3000km未満の条件がある
こくみん共済 免許の色&走行距離に関係なく安い 等級制度がないため、長期的にはチューリッヒに費用が劣る

ほかにも、加入者の年齢による費用の変わり度合いも違う可能性があるので、検討される方はその点も考慮された方が良いと思います。

個人的には保険会社よりも共済のほうがおすすめです。なぜなら、保険会社が営利目的で活動してるのに対し、共済は非営利の組織だからです。共済は、余剰利益が発生した場合にその利益を加入者に還元する制度があったりします。要するに私は、「共済は金儲けが目的じゃないからぼったくられないでしょ」と高をくくってるわけです。

自賠責保険は長期契約にするだけで半額以下に出来る

バイク・原付に乗る際に強制的に加入しなければならないのが自賠責保険です。契約は保険会社や共済と行いますが、国が統一しているため、費用はどこで加入しても同一です

契約期間の単位は12か月~60か月で、期間の長さによって保険料が変わります。

自賠責保険の費用を抑えるためには、割安な60か月契約がおすすめです。最短の60か月で契約した場合、最短の12か月契約と比べると1年あたりの保険料が59%オフになります。

2020年4月1日以降始期契約自賠責保険

60か月契約 48か月契約 36か月契約 24か月契約 12か月契約
保険料 ¥14,380 ¥12,600 ¥10,790 ¥8,950 ¥7,060
割引率 ¥239.67 ¥262.50 ¥299.72 ¥372.92 ¥588.33
12か月契約と比べて 59%オフ 55%オフ 49%オフ 37%オフ -

その他の項目の費用に関して

その他の項目は特段難しい点はなく、人によって違う部分も少ないので、備考欄に記載するだけで割愛いたします。メンテナンス費については記載したいところですが、実際に所持してからでないとまったくの皮算用になるので、現時点ではパスします。

最後に

125cc以下の原付2種バイクは低コストのスローライフとの相性が非常にいいです。上記の表の通り、車検や自動車重量税がかからない等、とてもコスパが良いためです。特にホンダのスーパーカブシリーズはコスパの神ですので、年間3万円で乗れてしまいます。

なぜ低コストのスローライフスーパーカブがベストチョイスなのかは別の記事で紹介予定です。

以上、原付2種の維持費シミュレーションでした。

参考にしたサイト

「カブって消耗品もこんなに安いの?!」 1年半乗った維持費を実録公開!~消耗品・メンテナンス費用編【ウェビックスタッフの

とあるスーパーカブ110(中古)の初期費用および年間維持費|灰音憲二|note

バイク・スクーターの125cc。おすすめ理由・免許|チューリッヒ