自作小屋に導入したい機能をまとめてみた
小屋暮らし用の土地が決定し、9月中に引っ越しする予定です。
そのため、現在どんな小屋にするのかを考えているところです。
そこで今回は小屋につけたい機能を備忘録として紹介します。
1. パッシブソーラーデザイン
パッシブソーラーとは、太陽の光を受動的に賢く活用することを意識したデザインのことです。
基本的な考え方として、冬と夏では太陽の軌道が異なることを利用した設計デザインを行います。
具体的に言うと、以下のようなことです。
- 夏は太陽の光を避けて、熱がこもらないように風通しを良くする
- 冬は太陽の光を取り入れて、熱を夜まで保温し続けられる材質の床にする
ほかにも、南側に大きな窓を設置したり、方角の違いによる寒暖差による対流を意識した風通しのデザインなど色々あります。
これは導入するというか、考え方として意識しておくべきことかもしれませんね。
2. 自然対流式保冷庫
自然対流式保冷庫とは、寒暖差による対流を利用して、常に冷たい空気を送り続けられる空間を作ることで、電気を使わずに食品を保存するための保冷庫です。
どうせ小屋を建てるなら電気を使わない冷蔵庫を導入したい!ということで調べていると、やはり出てくるものですね。
— 山小屋暮らしのまさや (@thesaviour_mkt) August 23, 2020
"床下の冷たい空気を利用して(非電化で)食品を保管"できるみたいです。
図工の成績3の完全未経験のど素人が欲張りすぎですかね。。。(笑)https://t.co/p5PerXSXDJ pic.twitter.com/XQoOI6vZ3e
これもパッシブソーラーデザインの1つと言えるかもしれませんが、ぜひ導入してみたいです。
3. アクティブソーラーデザイン
アクティブソーラーデザインとは、太陽の光を能動的に利用して、エネルギーを生み出すデザインのことです。
これは簡単に言うと、以下のようなことを利用するための設計です。
これは太陽の光が当たりやすい状態にするだけでいいので、パッシブソーラーデザインよりも簡単ですね。
小屋を建設し終わってからでもなんとかなりそうなので、これは実現できそうです。
4. 雨水利用
私の引越し予定の土地では、水のアクセスが雨水しかありません。
そのため、雨水利用は必須のシステムになります。
詳細については以下の記事で紹介しています。
小屋暮らしは雨水利用メインでいこうと思います - 20代で田舎に移住&山小屋を建ててスローライフ始めました
雨水で小屋暮らしの生活が成り立つか計算する方法 - 20代で田舎に移住&山小屋を建ててスローライフ始めました
【雨水利用】晴れの日が何日つづくのか確率を調べる方法 - 20代で田舎に移住&山小屋を建ててスローライフ始めました
雨水量に関しては計算が済んでいますが、
- どのように雨水タンクを設置するか
- 集水はどのように行うのか
- 屋根の材質はどうするのか
- フィルターを設置するのか、どこに設置するのか
などなど、具体的な設計をする必要があります。
少なくとも小屋の屋根だけでは必要な水量を賄えないので、集水用の屋根を設置しなければいけません。
これが最優先で行うべきことですね。
さいごに
今回は小屋に導入したい機能を備忘録として書きました。
しかし、金槌を握ったこともないド素人が初めの工作からすべての機能を導入できる設計にするのはあまりにも無茶な気がしています。
そのため、実際の建築ではかなりベーシックな小屋になると思います。
まだ知識が整理できておらず「こんなんで小屋なんて建てられるのか?」と思いながら情報を漁る日々がつづいていますが、焦らず着実にすすんでいきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。