20代で田舎に移住&山小屋を建ててスローライフ始めました

新卒で入社した会社を1年で辞め、Bライフ・小屋暮らしで低コストで豊かな生活を目指すブログ

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Bライフ向けの土地探し~必須レベルで満たしたい条件~

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f:id:thesaviour:20200516112756j:plain 前回の記事では、Bライフ向けの土地探しは一般の住宅用地を探すよりも根気と運が必要と書きました。

次は実際にBライフ向けの土地を探すにあたって私が重視した条件を必須レベルとあれば尚良いレベルに分けて綴ります。

今回は必須レベルで満たしておきたい条件についてです。

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必須レベル

土地の価格

言うまでもなく予算設定は必須の条件です。

いくらでもお金を積めるのであれば、希望の物件はすぐに見つかるかと思いますが、Bライフ的な小屋暮らしの場合はそうはいきません。

むしろ一般的な相場よりも安価でないと厳しいところです。

私の場合、予算は100万円で探し始めました。

1年の会社員生活で貯めた150万円で小屋暮らしを始めるには、土地の費用にこれ以上はかけられないからです。

ただし、土地という商品は特殊で、相場はあってないようなものです。

交渉次第で価格は下げることも可能ですので、価格帯は余裕を持たせて探すのも手だと思います。

東京までのアクセス性

その土地が東京に近いことも重要でした。

土地から東京駅まで2時間以内で行けるのを条件にしました。

都市のメリットも享受したかったからです。

  • 国会図書館や各種公共施設
  • ジモティーやセールなどでお得にモノを手に入れやすい
  • 働き口が多く、出稼ぎが容易

安価な土地で低コストで暮らしつつも、必要であれば気軽に都市に出かけられるというのが理想です。

スーパーとホームセンターまでのアクセス性

Bライフをするためには、スーパーとホームセンターは必須です。無いと生きていけません。

スーパーには飲料水サービスがあるかチェック

スーパーは食料だけでなく、ウォーターサービスで飲料水が確保できることも重要なポイントです。

スーパーのホームページから店舗情報に飛ぶと、下記のように記載されていることが多いです。

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体感8割くらいのスーパーで水のサービス有(スクショはマルエツ

ホームセンターまでは25分以内で行ける土地がベター

ホームセンターは言わずもがな、小屋を建設するための資材をそろえるために必要です。

大きな資材を購入した際は、店舗にある軽トラをレンタル(無料)して土地まで運ぶことになります。

軽トラのレンタル時間が1時間であることが多いです。

資材を運び出すことも考慮して、ホームセンターまで往復で50分以内で行ける土地がベターです。

ここまでの条件を満たせる土地は千葉の外房エリアに大量にある

これまで説明した条件は、千葉の外房エリアにゴロゴロあります。

具体的には、下記地図の②③あたりに大量に存在しています。

f:id:thesaviour:20200508105935p:plain 千葉県 外房 田舎暮らし リゾート・別荘用土地専門 有限会社日栄不動産

この辺りはバブル期にあちこちで住宅街開発が行われたエリアです。しかし、開発途中でバブルが崩壊してしまい、分譲だけされて更地のまま今に至る土地が大量に格安で投げ売りされています

本来住宅街開発が進んでいたエリアなので、都心までのアクセスも良いです。

スーパーマーケットやホームセンターも多いです。

Bライフにうってつけのエリアと言えるかもしれません。

しかし、個人的には次の"周辺に住民がいない"を満たせないとBライフ向けの土地とは言い難いです。

周辺に住民がいない

Bライフは一般に浸透しているものではないため、近隣住民に不審に思われたり、迷惑をかけてしまう可能性が高いです。

特に火を使う可能性がある場合は、煙が近隣住宅にいかないように十分注意する必要があります。

実際に住宅街でBライフしている土地の近隣住民と話をしたことがありますが、やはり火や煙が危険だし迷惑で困ると話してくれました。

ご近所トラブルは一般住宅でさえ発生するものです。マイナーなBライフだと発生リスクはかなり高いでしょう。人間関係における心理的ストレスを極力減らすためには"周辺に住民がいない"は必須の条件だと言えます

しかし、Bライフ向けの土地探しが難しい理由はこの条件のせいだと言っても過言ではないほど、この条件を満たす物件は見つかりません

"周囲に住民がいない"を満たす物件探しがかなり難しい理由

  1. 分譲系の安い土地は住宅街にあるから
  2. 検索で絞り込める条件ではないから
  3. 周囲に住民がいない可能性が高い山の土地は市場に出回る数が少ないから

3番の山の土地探しの困難さについては、特段説明は不要かと思います。

前述の通り、千葉の外房エリアの格安物件は住宅開発が中断されて生まれた土地です。つまり、宅地として分譲された土地です。

分譲地なので、周辺に家が建っている可能性が高いです。とはいえ、すべての土地で周辺に家があるわけではありません。

分譲地なのに周辺にいないというニッチな土地を探さなければならないのです。

こんな条件を検索で絞り込めるわけでもないので、片っ端から物件をあたっていくことになります。

物件写真だけで判断できるものが大半ですが、掲載写真の数が少なく、Google mapやYahoo地図で調べる必要が出てくるものもあります。

この作業はかなり地道な上、時間と労力がかかります。

ただ、どの条件も必須レベルで満たしたかったのでひたすらコツコツ探し続けました。そうすると、一つも見つからないと思っていたのに、だんだんと条件を満たす土地が見えてきますやはり継続は力なりでした。

まとめ:土地探しは条件を緩めれば簡単になるし、すべて満たしたいなら頑張るしかない

Bライフ向けの土地探しにかかわらず、何かを選択する際に重要視する点は人それぞれです。妥協できる点も然りです。

今回記載した条件は私にとって必須レベルでしたが、他の方にとっては妥協できる点かもしれないし、むしろ外したい条件の場合もあるでしょう。

全ての条件を満たせるかどうかは本人のやる気と運次第です。しかしながら、今回記載した条件を満たす土地は確かに存在しています

みなさんが希望の土地に巡り合えることを願っています。