小屋暮らし用の土地を見つけるまでの軌跡【まとめ】
およそ11カ月にわたる土地探しがようやく終わる目途がつきました。
備忘録として、私の土地探しの関連記事を紹介しつつ、土地を購入するまでの経緯を振り返ります。
- 2019年11月:土地探し開始
- 2020年1月:小屋暮らしを決意、本格始動
- 2020年2月:初の現地調査
- 2020年3月:買いたい土地を見つける
- 2020年4月:断念と運命の出会い
- 2020年5月:土地持ち主からも井戸掘り業者からも連絡がこない
- 2020年6月:売り主の住所を特定してアポなしで突撃
- 2020年7月:土地→すぐ買えない、井戸掘り業者→ブッチされる
- 2020年8月(現在):『運命の土地』の向かいの土地が売りに出される
- 最後に
2019年11月:土地探し開始
競売で格安の土地がないか眺めるのが習慣になる。
※この時点では眺める程度で、小屋暮らしを始める計画はしていなかった
2020年1月:小屋暮らしを決意、本格始動
長時間労働や出張が常態化し会社の拘束が激しくなったことをきっかけに、小屋暮らしを決意。土地探しを本格的に始める。
千葉県全域を「千葉 土地 格安」や「千葉 山林 格安」で探し、気になる物件があれば不動産に問い合わせをする日々。
土地探しの条件として、
- 価格は100万円以下
- 東京まで2時間以内
- スーパーやホームセンターへのアクセスが良い
で探し始める。
土地探しの条件については下記記事をご覧ください。
2020年2月:初の現地調査
条件に合う土地がいくつかあったため、レンタカーで現地調査に行く。
しかし、
- 近隣住民との距離が近い
- 距離は遠いが遮るものがなくて丸見え
といった理由で購入に至らず。
サイトではわかりにくい要素が重要な条件だと判明。
本日は小屋暮らし用の土地を求めて千葉に行っていました。
— 山小屋暮らしのまさや (@thesaviour_mkt) February 11, 2020
結論としては、人里離れた土地を選ぶべきですね。
ローコスト暮らしにとってオフグリッドは重要ですが、ご近所さんがいる状態で火を使う行為などはかなり迷惑になるからです。
まだまだ土地探しは難航しそうです。 pic.twitter.com/OlfvNEQQyj
この頃の時点で、ネット検索でヒットする土地を一通りチェックし終える。
チェックするサイトは、頻繁に更新される以下の3つのみとなった。
しかし、近隣住民との距離感がわかるかどうかはサイトでは判断しにくいため、現地調査の必要性を知る。
以降、週末に土地を探しに行くことが習慣化し、千葉の中東エリアをピンポイントに調査する。
2020年3月:買いたい土地を見つける
調査を進めるうちに、売りには出されていないが、更地で不動産に草刈り管理を任せている土地が多数あることを知る。
その中で、条件に合う土地をいくつか見つける。
管理する不動産に購入可能か問い合わせ、土地の持ち主に確認してもらうのを待ちながら、不動産サイトを漁る日々が続く。
本命の土地の売主から連絡があり、予算内で売ってくれるとの連絡が入る。
大興奮した勢いで退職願を提出する。
2020年4月:断念と運命の出会い
買いたい土地を断念する
しかし調査を進める中で以下の事実が判明し、本命の土地の購入を断念する。
- 都市計画区域内無指定のエリアは(小屋であっても)新築建築の際に建築確認申請が必要で、セルフで申請を行うのはかなりの時間と労力がかかる
- 当該エリアの地盤沈下が激しく、災害リスクが比較的高い
- 当該土地が登記簿上、道路に面していない
『都市計画区域外』という条件を加えてふりだしに戻る。
『運命の土地』と出会う
予算を150万円に緩和した条件で土地探しを行う。
すると、以下の点を除いて条件に合う土地(しかも山林!)を見つける。
- 駅までの距離が遠い
- 井戸をかなり掘る必要がある
リサーチを進めると、以下の点が判明。早速買付証明書を不動産屋に送り、井戸掘り業者に見積もりを依頼する。
- 不動産サイトに載っていた駅よりもアクセスの良い駅がある
- 井戸掘りを定額で行う業者がある
また、この月末付けで会社を退職し、土地なし職無しニートになる。
2020年5月:土地持ち主からも井戸掘り業者からも連絡がこない
1カ月以上経過しても、土地の持ち主からも井戸掘り業者からも音沙汰がない。
問い合わせると、
- 不動産業者「売主さんと連絡が取れません。諦めて他の土地を探しましょう。」
- 井戸掘り業者「すみませんでした。すぐに見積もり出します。」
連絡が疎かな関係者たちに絶望する。
2020年6月:売り主の住所を特定してアポなしで突撃
しかし、どうしても『運命の土地』を諦めきれないため売主の住所を特定してアポなしで突撃する。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
【土地探し】売主と連絡が取れない問題【小屋暮らし・Bライフ】 - 20代で田舎に移住&山小屋を建ててスローライフ始めました
売主宅にアポなし訪問~準備編~【私の土地探し1】 - 20代で田舎に移住&山小屋を建ててスローライフ始めました
売主宅にアポなし訪問~実行編前半~【私の土地探し2】 - 20代で田舎に移住&山小屋を建ててスローライフ始めました
売主宅にアポなし訪問~実行編後半~【私の土地探し3】 - 20代で田舎に移住&山小屋を建ててスローライフ始めました
井戸掘り業者からは見積もりの連絡来ず。ふざけんな
2020年7月:土地→すぐ買えない、井戸掘り業者→ブッチされる
土地の持ち主と連絡が取れるも、複雑な権利関係を原因にすぐに購入できないことが判明する。
目途がつかないまま、売主からの連絡を待つことに。
井戸掘り業者とは連絡が取れなくなり、井戸を掘るコストが200万円ほどかかることに。
土地を買えた場合、雨水利用で生活用水をまかなうことに決める。
2020年8月(現在):『運命の土地』の向かいの土地が売りに出される
いつくるか分からない持ち主からの連絡を待っていると、『運命の土地』の向かいの土地の売主から売りに出すことを聞く。
『運命の土地』には劣るものの購入したいと思っていた矢先、『運命の土地』の売主と連絡から連絡が来るも、いまだ売買はできないとのこと。
『運命の土地』の持ち主に状況を説明し、向かいの土地を買うことの承諾を得る。
向かいの土地の売主宛に買付証明書を不動産経由で送る。
現在お盆休みのため、不動産の営業再開待ち。
(2020年9月:土地購入、引越し予定)
最後に
こうやって振り返ると、かなり行き当たりばったりな土地探しだなぁと思います。
土地探しは巡り合わせ要素がかなりあるため、ある程度行き当たりばったりになってしまうのは事実です。
しかし、『運命の土地』の向かいの土地が売りに出されなかったら、まだ『運命の土地』の持ち主さんからの連絡を待っていると思います。
結果オーライでなんとかなりましたが、いつ小屋暮らしを始められるかわからずに不安だった時期がかなりありました。
金銭的に余裕が全くない場合は、私の真似はせずに土地を購入してから会社を辞めるほうが賢明かと思います。
土地探しに関して、有益な情報があればこの記事に追記していきます、
最後までお読みいただきありがとうございました。