20代で田舎に移住&山小屋を建ててスローライフ始めました

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土地探しを11ヶ月続けてわかった知られざる田舎のデメリット

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小屋暮らし用の土地探しを主に千葉エリアで11か月行い、ほぼ条件に合致する土地を見つけることが出来ました

そんな私が感じた、あまり知られていない田舎のデメリットがあります

それは客と企業の関係において企業の方が優位なことが多いことです。

今回は、なぜ田舎では企業優位なケースが多いのかを経験談を交えて紹介します。

田舎移住に興味がある人は、参考になるかと思います

顧客に対して適当な企業が多すぎる

まず現状として、田舎では適当な企業がかなり多い印象を持ちました

(もちろん丁寧に対応してくださる企業もありました。)

実際に適当な企業と深く関わったことが2回あり、思いのあまりTwitterで愚痴ってしまうほどでした。

1. 大事な知らせがあっても連絡してこない不動産屋

私が購入予定の土地は、不動産屋が仲介・管理している物件でした。

そのため、購入するために不動産屋とやり取りをしているのですが、大事な知らせがあっても向こうから連絡してきません

8月はじめに、不動産屋に土地の買付証明書(買う意思を売主に伝える書類)を送りました。

すると不動産屋が「お盆は夏季休暇で休業するため、契約はお盆明けになる」とのこと。

「ここから3週間もかかってしまうのか」と思いましたが、特に不満なく了承しました。

この後メールで契約のやり取りは郵送で行いたい旨を伝えたのですが、すぐに返信はありませんでした。

「お盆明けに返信してくれるだろう」と思い待ってみましたが、返信がありません

  • メールがちゃんと届いているのか
  • そもそも売主は私の買付に承諾してくれたのか
  • 契約に関するスケジュール

知らなければいけないことだらけだったので、こちらから電話しました。

うえ二つに関しては問題なかったのですが、契約のスケジュールには問題がありました。

「売主が書類を揃えるのに時間がかかるため、契約は9月中旬になる」ということを知らされたのです。

こんな大事なことがあっても電話のひとつもよこさない不動産屋に、お金を払わなければいけないのが嫌でたまりません。

2. 見積依頼を2度もすっぽかした挙句、音信不通になる井戸屋

井戸掘りのコスト概算を知るために、見積依頼をしていた井戸屋と連絡が取れなくなることもありました。

この話の詳細は下記記事にて書いてありますが「業者と言えども所詮は人。適当な人ももちろんいるんだ」ということを思い知らされた出来事でした。

田舎ではなぜ企業が優位なのか

音信不通なんてことは一般人同士の関係でも言語道断のはずですが、井戸屋にされましたし、土地探しの依頼をして返信してこない不動産屋なんてゴロゴロありました

正当な顧客に対してそんな態度を取るのはありえない話なのに、田舎では平然とそんな企業が存在しているのです

なぜ田舎では企業が客より優位なのか

実際に関わった私の見解はこうです。

  1. 田舎では競合が少ない結果、自然に寡占or独占状態になっているから
  2. 生活コストが低いため、頑張って利益を上げる必要性も低いから

先の見出しで書いた通り、私は連絡がいい加減な不動産にお金を払わなければいけない状況です。

それが嫌で仮に売主と直接契約する場合でも、いくばくかの費用は不動産屋に払わなければならないことになるでしょう。

「客はほかの企業と関われたらいいけど、ほかのとこがない。店側に断られたら泣き寝入り。だから泣く泣く微妙な企業とやってくしかない。」

都会だとこんなことはありえませんが、こんなことがありえてしまうのは田舎のデメリットと言えると思います。

最後に

今回は、田舎の知られざるデメリットとして「田舎では企業優位なケースが多い」が存在することと、その理由を経験談を交えて紹介しました。

この状態に対してあまり出来ることがないのがとても残念です。

ひとついえるのは、『物流が発達していて良かった』ということです。

物流が発達していなければ、何から何まで地元企業と関わらなければいけないので、もっと悲惨になりうるからです。

誠意を持ったビジネスをしてくれればお互い気持ちよく生活できるのに。

とにかく残念な気持ちでいっぱいですが、田舎に移住しようとしている人はデメリットとして知っておいたほうが良いかと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。