バッテリー、無事昇天される【土地開拓記#5】
前回記事にてフライシートを無事設営し、いったんテント設営が完了しました。
テント内を満喫
そこにいるだけで虫がまとわりつく土地から、虫はもちろん雨風までしのげて横になれる、しかも周りには気にする人もいないという最高の環境を手にしてしまいました。
そんな環境を手にしてしまったらやることはひとつ。
そう、ゴロゴロすることです。
この日は大半をゴロゴロして過ごしました。
寝心地に関しては床が結構固いです。
合板の上にテントのシート、その上に夏用の寝袋を敷いているだけなので当然ですね。
ただ、たまに学生時代から床に寝袋を敷いて寝る生活をしていたので慣れっこです。
ずっとこのままは厳しいですが、十分睡眠もとれるので現状このままでオッケーです。
不意にソーラー発電したくなる
とはいえ、ゴロゴロしていて気になってくるのはスマホの充電。
私のスマホは寿命が結構来ており、写真の通り残量80%以上でも12時間も持ちません。
テントにはもちろん電気はまだ引き込んでいませんので、充電する環境がありません。
幸いにも充電可能なスポットがあるので、当分はそこで充電させてもらうつもりです。
が、出来たらテント内でも充電したい。
というわけで、ソーラー発電はじめます。
昔買ったソーラーセットを使う
学生の時からオフグリッド生活には関心があったので、ソーラー発電体験をしてみようとソーラーキットを購入した経験があります。
久しく使っていませんでしたが、今回もこれらにシガーソケットを繋げてソーラー発電をしていきたいと思います。
バッテリーがお亡くなりになっていました
接続自体は特に迷わずにできました。
小学校の理科の実験で「乾電池を繋げてランプをつける」みたいなのがありましたが、あれとやっていることは同じです。
パネルを日に当たるようにしてしばらく放置。
しかし、いつまでたってもシガーソケットのランプが点かない。
シガーソケットのランプが点いていないということは、通電されていないということです。
チャージコントローラーは点灯しているので、ソーラーパネルは問題なしのはず。
となると可能性があるのはシガーソケットとバッテリー。
長年放置して悪くなるのはバッテリーです。
ということで、バッテリーの電圧をテスターを使って調べます。
テスターとは、電圧や電流を測ることのできるツールです。
今回使用しているバッテリーの定格電圧は12Vなので、12~14Vくらいあると正常と言えます。
測ってみた結果はコチラ(7秒の動画です)
数年ぶりにソーラー発電してみたらバッテリー無事死亡してた
— 山小屋暮らしのまさや (@thesaviour_mkt) October 4, 2020
他にバッテリーないし、ソーラー発電はしばらくお預けかなぁ… pic.twitter.com/5fDiiYNklW
結果はなんと0.8V。
無事に死亡しておりました。
たった0.8Vの電圧では通電しないのも当たり前ですよね。
バッテリーは放置すると寿命が縮む
電気に関する知識がある方は当たり前にご存じのことですが、バッテリーは充電せずに放置すればするほど寿命が縮みます。
そもそもバッテリーの寿命は好条件で5年、悪条件で使用して2年くらいという情報を見つけました。
経験的にバッテリーの寿命は2~5年と言われます。常識的な範囲で、比較的悪条件で使用されて2年、好条件で使用されて5年です。
また、放置すればするほど放電されてサルフェーション(バッテリー液の一部が結晶化すること)が発生し、寿命はどんどん縮みます。
私の場合、寿命5年のバッテリーを購入してほとんど充電せずに何年も放置していたので、バッテリーを殺したも同然のことをしていたというわけですね。
死んでしまったバッテリーを復活させられるかもしれない『パルス充電』という充電方法もあるのですが、私の土地にはそもそも電気がないので出来ません。
最後に:ソーラー発電はしばらくお預け
というわけで、バッテリーがお亡くなりになっていたのでソーラー発電はしばらくお預けです。
出来たらいいなぁ程度だったので残念というほどでもないですが、やはりスマホの充電くらいはテントで出来たらいいなぁと思うのも事実。
優先順位は低いですが、また気が向いたら挑戦しようと思います。
結局この日はソーラー発電に挑戦したくらいしか目立ったことはしてないので、記事もこの辺で終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。