水糸で直角を出すのに看板使うアホおる?ww【カーポートDIY #4】
前回にて、遣り方の前半(杭打ち〜抜き板設置)を終了しました。
今回は水糸を実際に張っていきます!
※YouTubeにも同様の内容を上げています。本記事と併せて観ると理解が深まります。
水糸を張る目的
まずは水糸を張る目的から。
目的は「水糸を張ることで直角を出し、建築するものの正確な位置を確定させるため」です。
これまで作った杭や貫板の位置はあくまでも目安なので、水糸で確定させるって感じです。
直角出しには三平方の定理を使う
画用紙に正確な図形やグラフを書くときって方眼が必要ですよね。
建築物を建てるときも同じで、貫板に水平を張る際に直角にして建築位置を確定させます。
直角を出すのには三平方の定理を利用します。
三平方の定理 直角三角形の斜辺をc、他の辺をa,bとすると次の関係が成り立つ。 a2+b2=c2
前回作っておいた基準線を辺にして、三平方の定理が成り立つ位置を探します。
今回のケースでは、三平方の定理が以下のように成り立たせました。
150cm2+200cm2=250cm2
細かい数値だと測るのが大変なので、できるだけキリのいい数値がいいです。
私のケースだと基準線の位置が微妙すぎて、貫板から少しはみ出たところに作ることになってしまいました。
基準線の位置は適当にせず、キリのいい数値の場所にした方がいいですね。
2つ目以降が作れない問題にぶち当たる
ここで問題が。
ひとつめの直角を作ればその後はサクサク作れると思っていたのですが、2個目以降の直角の作り方が分からない…
貫板が並行じゃないので直角の線に平行な線を作ることも出来ない。かといって三平方の定理を何度も利用するのは大変。
困ってしまいました。
結局パワープレイでいくことに…
しばらく考えたのですが、頭をひねっても解決策が出てきませんでした。
なので土地に転がっていた売地看板の直角を利用することに。(ただのアホですね)
目分量で水糸を張ってみて、売地看板の直角をガイドにする。
マネできる人はあまりいないと思いますが、かなりアバウトなので非推奨です笑
直角になったなと思ったら、メジャーで長さを測ります。
長さが三平方の定理にならっていたらOKです。
メジャーしかなかったので長さを測るのも一苦労です。
そこで杭にビスを打ち、メジャーをビスに引っ掛けることでなんとか正確に測ることに成功しました!
なんとか完成!
なんとか売地看板を使って3か所の直角を作ることができました!(水糸が細すぎて全体写真が撮れませんでした…)
直角を作るのにここまで苦労するとは思っていませんでした。
看板を使って直角を出すアホは私ぐらいでしょうが、作れたので良しとします笑
ただ小屋建築の際にも同じ工程があるので、次は素直に大矩をDIYして活用しようと思います。
これで遣り方は終了です。
次回は穴掘りの工程です!
最後までお読みいただきありがとうございました。