実際に失業給付金を得てみて感じた最大のメリット
今年の4月に新卒で入社した会社を退職しました。
現在は失業給付金を受けながら、次のステップへの準備中です。
受けてみて初めて分かったのですが、失当給付金の安心感はとてつもなく大きいです。
そこで今回は実際に失業給付金を受け取ってみて感じたメリットを詳しくご紹介します。
失業給付金に関する注意点やもらえる金額の目安は以下記事で記載しています。
失業給付金とは
まずは失業給付金とは何かから。
以下、エン転職の引用です。
失業給付金(手当)とは、会社を退職して次の就職先が決まっていない状態(失業)の一定期間、転職や再就職を支援するために国から支給される手当のことです。
簡単に言うと失業給付金とは、働いていた人が職を失い、次の職を見つけるまでの間、国が支援してくれるお金のことです。
失業手当(失業保険)はどんな人がもらえる? 金額・期間・手続き方法を解説【社労士監修】| マイナビ転職 転職実用事典「キャリペディア」
失業給付金のメリットは精神的な余裕
失業給付金を受けるメリットはずばり収入があることでの精神的な余裕が生まれる点です。
失業給付金は申請したらすぐにもらえるのではなく、給付制限期間(後述)というものがあります。
この期間は完全に収入がないため、毎月の収支が赤字でした。
これはいくら節約して生活していても防げないことです。
焦りは正常な判断を難しくする
ある程度貯金をして退職したものの、やはり自分の資産が減り続けているのが目に見える状態だと精神的に焦りを感じました。
焦りを感じている状態だと、正常な判断がしにくくなります。
具体的に言うと、長期的な損得ではなく目先の利益を優先するようになります。
私は土地を購入して小屋暮らしをするつもりで退職しましたが、退職時点では土地は決定していませんでした。
しかし、土地探しというのは巡り合わせが大事なので、見つからないときは全く見つかりません。
そのため、いつまで土地探しをしないといけないか分からずに不安になってしまいます。
そんな状態だと、条件が良くない土地を買ってでも不安や焦りを解消しようという気持ちが働いてしまうのです。
この心理は職探しをしているときでも同様に発生します。
継続的な収入が精神安定に必要
しかし給付金を受給し始めると収支は黒字になり、焦りや不安は消えました。
正常な判断をしながら土地探しを継続した結果、満足のいく土地を購入できることになりました。
『セミリタイア後の生活費をどう捻出するか』という議論がありますよね。
私の場合は、貯金を切り崩すのではなく何らかの継続的な収入のほうが精神的にあっていることがわかりました。
ただその金額は多い必要はなく、赤字にならない程度の収入で十分です。
私が小屋暮らしを開始した場合、最低月額2万円あれば生活が回るため2万円程度の収入があればいいということになります。
ちなみに、配当金で月2万円程度を得るのは700万円程度で可能です。
以下記事にて詳しく説明しています。
最後に
今回は、失業給付金を実際に受けてみてわかった失業給付金を受ける最大のメリットをご紹介しました。
無収入状態を経験することで、自分にとっては少なくても毎月の収入があることが精神的な余裕につながることがわかりました。
日本の社会制度は低収入の人にやさしくできていますので、有利な制度はどんどん利用していきたいです。
また、会社員の方は福利厚生や会社制度も利用すべきです。
そのためにも、FPの勉強や会社規則を熟読することはとてもおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。