【Google検索オワコン】知識ゼロでググってるだけだと高確率で失敗する理由
小屋暮らしの準備の一環で、「バイク選び」も進めています。
これまで私はバイクに乗ったことが一度もない初心者のため、バイクの知識ゼロの状態からバイク選びを始めました。
「バイクなんてメジャーなコンテンツ、ググれば余裕やろ」と思ってGoogle検索だけで情報収集を始めました。
ですが、しばらくしてGoogle検索だけでは失敗しないバイク選びは到底無理だなと思いました。
そう感じた理由を整理していく中で、
「Google検索だけだと不十分なのは、バイク選びだけじゃないのではないか」と思うようになりました。
実際に、最近はGoogle検索からSNS検索をする人が増えてきているようです。
Google離れって知ってます?
— けんすみ|やせたいベーシスト (@kensumiblog) 2020年1月11日
今若者の間で広がっている
原因は検索した時に
お目当ての結果ではなく
企業の広告が上位にくる
よりリアルで生きた情報を
求める若年層の間では
余計なお世話ということ
今の若者はSNS検索を
駆使しているのよ
時代が動くの早過ぎない??😂
私の今回のケースでは、SNS検索ではなく、バイクオタク兼バイク関係の仕事をしている兄にアドバイスをもらうことにより、情報収集やバイク選びを進めていくことにしました。
いずれにせよ、Google検索の質が低下しているのは確かです。
今回は「知識ゼロでググってるだけだと高確率で失敗する理由」を、私が実際に無理だと感じた「バイク選び」を題材に紹介します。
理由①検索してでてくる情報が浅いから
これが最も大きな理由です。
検索して出てくる記事や企業サイト、似たような薄い情報ばかりです。
私は「バイク選び」のことを全体的に知りたかったので、まずは「バイク 選び方」でGoogle検索しました。
すると表示される記事の情報は、
- 燃費の良さ
- 排気量の違い
- エンジンの違い
で基本的にすべてでした。
これだけです。
はっきり言って情報が浅いと強く感じました。
- 燃費はどういった違いでいい悪いが決まっているのか
- 排気量が違うメリットデメリットはなんなのか
- エンジンが違うメリットデメリットはなんなのか
- 他に選ぶ基準は本当にないのか
そんなのをほっぽかしたまま、記事の後半でおすすめのバイクを紹介する記事もありました。
しかもバイクをおすすめしている欄に、
- 全長/全幅/全高:XXXXmm/XXXmm/XXXmm
- 車両重量:XXXkg
- 最高出力:XXXkW(XXXPS)/ XXXXXrpm
- 最大トルク:XXXN・m(XX.Xkgf・m)/ XXXXXrpm
と書いてあります。
- XPSってなんの単位?
- トルクが違うとなんなの?
- 出力ってなに?
なんてことはほっぽかしたまま紹介は続き、わけのわからないおすすめ紹介は続きます。
わけのわからない横文字ばっかりで頭の中は?????です。
中には結論として、
「最近は技術の向上により性能がアップしているので好みのスタイルに合うバイクを選びましょう」
なんて書いてある記事もありました。
スタイルで選ぶのも大いに結構です。
しかし、そんなわかりきっていることはネットの記事で説明するレベルではないですし、ましてや結論にすべき内容とは到底思えません。
バイクの知識がゼロである初心者な私ですが、どのウェブページからも『伝えるべき情報を伝えずに、むずかしい言葉で丸め込ませようとしている』というのは感じ取ることが出来ました。
総じて、「こんな情報を参考にして選べるわけないやろ!」というのが率直な感想でした。
専門家(兄)の意見も同様
そこで、冒頭でも書きましたようにバイクオタク兼バイク関連の仕事をしている兄に、ウェブサイトの情報が薄すぎる件について相談しました。
すると返ってきたのは
「知識ないやつがネットの情報だけで失敗せずにバイク選ぶなんて無理」
とバッサリ言われました。
理由は、私が上に書いたように「浅い情報だけ提供して、本当にバイク選びに必要な情報が説明されていないから」だそうです。
兄の言葉を聞いて、かなりスッキリしました。
また、どうやってバイクを選べばいいかも聞きました。
「知識がないと説明しても意味がない」と言われたのですが、少しだけ話してくれた内容が、
「中古バイクの場合は、気になるバイクのメーカーのページに行き、プレスリリースを確認してリコールがないか確認する」
というのを教えてくれました。
同じ名前のバイクでも、年式が違うとまったく違う性能であることも珍しくないようで、粗悪な部品が使われている場合だとリコールや保障に関する情報がプレスリリースに掲載されるのです。
まさに目から鱗の情報でした。
こういう情報をもっと知りたい!Google検索(かライターさん)しっかりしてくれ!と思いました。
理由②実際に見てみないとわからないことをカバーできないから
これはGoogle検索だけでなく、ネットの情報全般的にまだカバーしきれていない部分ですよね。
中古のバイク選びになると、実際のエンジン音や部品の状態を確認するのが最も重要なポイントです。
しかも、中古バイクとなると実物を確認するのは専門家でないと意味がありません。
素人がエンジン音や部品の状態を確認しても、良いか悪いかの判断はつかないからです。
これはバイクだけに限らず、服や楽器を選ぶときでもそうですし、不動産なんかも実物を専門家が確認するのがベストですよね。
現在のネット技術では、このあたりの課題を克服できていないので、やはりネットは不十分だと感じます。
とはいえ、5Gの広まりによってVRのような「より現実に近いネット情報」が普及すれば事情は変わってくるとは思うのも事実です。
まとめ
今回は「バイク選び」で無理だなと感じた「知識ゼロのGoogle検索だけの情報収集が高確率で失敗する理由」をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
Google検索がオワコンになりつつある原因は、さまざまなことが複雑に絡み合っていると思うので「コレだ!」と断言することはできません。
しかし、明らかに現在のGoogle検索を使っても深い情報にたどり着くことが出来ず、情報収集が失敗に終わることが多いのは事実として感じています。
この事実から一つだけ言えるのは、『これからはいままで以上に情報リテラシーがないと生き辛い時代になる』ということです。
これまではGoogle検索しておけばよかった情報収集が、
を今まで以上に活用していかなければいけないようになってきます。
小学生並みの発言ですが、大変な時代がもうそこまで来ています笑
いずれにせよ、情報リテラシーには強い関心があるので、今後もみなさんと共有していけたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。